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《中文研究室のめざすもの》
【学部】
・言語と文学を中心として、中国の文化や人々に対する知識と理解を涵養し、ますます重要な隣国となりつつあるかの国との相互批判、相互理解に向けて、自主的に判断し主体的に関わることのできる人材の育成をめざす。
・外国語学部・学科に見られるような外国語運用能力の育成を第一の目的とするのではなく、より総合的に中国と関わることのできる人材を育成する。
・受け身的に知識や情報を頭に詰め込むのではなく、考え、行動する場において発揮される教養としての中国像を形成できる教育を目指す。・自己の専門領域に対する知見を深めるだけにとどまらず、それを日本や他の国々と比較対照して考えることができる人材を育成する。
【大学院】
・大学院における教育目的は、第一には中国文学・語学研究教育者の養成である。その際にももちろん、学部と同様に、言語と文学を中心として中国の文化や人々に対する知識と理解を涵養し、中国との相互批判、相互理解に向けて、自主的に判断し主体的に関わることのできる人材の育成をめざす点では変わることはない。
・中国との経済交流、文化交流がますます盛んになっている現在、全国の大学ないしゥ教育機関において、中国語教育や中国関係諸分野の研究に携わる人材が以前にもまして必要とされている。それは重要な隣国としての中国の位置づけが高まっていることに比例していると言ってよい。そうした現実の需要に応えるべく、将来の研究・教育者の養成にあたっては、専門分野の知識や研究方法の教育にとどまらず、視野を広く持ち、文化的相互理解・相互批判の達成に向けて努力できる人材を育成する。
首都大学東京中国文学教室 (東京都立大学中国文学研究室) は、2018年4月現在、教員6名
、大学院生14名 (博士6名、修士4名、研究生4名)、学部生5名からなる研究室です。各教員・学生の専攻分野は、語学(語法、方言、音韻学)、文学(古典、現代、当代)、民俗・民族学(民間説話、地方習俗、エスニシティ問題)、映画、演劇など、中国に関係する多岐の分野にわたっています。また近年では大陸、香港、台湾などの中国語圏に止まらず、韓国・朝鮮の文化及び文学状況や、日韓関係における相互理解の問題など、東アジア全体を見据えたものへとその関心を拡げてきました。
2005年の大学改組に伴い、人文学部は都市教養学部人文・社会系となり、中国文学専攻は国文学専攻の日本文学部分と合併して国際文化コースアジア・日本文化論分野
(2012年度より日本・中国文化論分野) となりましたが、2018年4月より人文社会学部中国文化論教室として再び独立しました。
また、
大学院の組織も人文科学研究科中国文学専攻から人文科学研究科文化関係論専攻アジア・日本文化論分野
(2012年度より日本・中国文化論分野) となりましたが、
教育・研究を運営する単位としての変更はありません。 中国文学研究室 (中国文化論教室)
は、ひきつづき、中国を主要な対象とする東アジアの文学、言語、文化を研究する拠点として前進を続けてまいります。 →スタッフ紹介
研究を支えるものとして、本研究室付属の書庫があります。人文学部棟の2S、3S、4Sの全三階部分に分けて所蔵されている本は、和文、中文、ハングル、英文の各国語で発行された書籍と定期刊行物(雑誌、新聞)から構成されます。カバーする分野もさることながら、書籍の発行年も民国初年頃のものから近年の新刊図書に至るまで、幅広い年代のものが所蔵されており、学生は自由に書庫に出入りしてこれらの本を読むことができる仕組みになっています。
→書庫
本研究室の特徴としては、学部生、大学院生、教員間の垣根が比較的低く、お互い自由に相談し合える環境にあることです。事務室と各教員研究室に隣接する学生室は終日解放されており、教員と学生間のコミュニケーションの場となっています。研究室の行事としては、授業ガイダンス(4月)、春期及び夏期の年二回の合宿などが開催され、学生の卒業論文・修士論文の発表の場としての中間発表会(9月)、合評会(2月)では、例年白熱した議論が繰り広げられています。
→行事紹介
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